エクセルを用いた四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)

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エクセルの四則演算記号は次表となる。選択したセルで　= 2*3-4/3.4 などと入力するとその計算結果がセルに表示される。 　 演算 数学の記号 Excelの記号 足し算 + + 引き算 - - 掛け算 × * 割り算 ÷, / / 　X（エックス)と×(かける)の形状が似ているため、キーボードに半角の×記号がないようである。これはコンピュータ創製期の設計ミスと思われる。(#記号は何につかうのか?#(シャープ)はあるのになぜ♭(フラット)がない） 　掛け算、割り算が先で足し算、引き算が後という計算の優先順位ルールは算数と同じである。またカッコ()でくくるとその計算が最優先となる。 　計算式に数値を使っても良いが、図1のように他のセルの値を参照することができる。この場合、数値の変わりにセルのアドレス(C3,C4,C5など)を使用する。図1の例では、C3はC列3行のセルであり、その値は1である。直接キーボードからセルのアドレスを入力してもよいが、マウスで該当セルをクリックする方が確実である。 　 　　　　　　　　　図1 エクセルを用いた四則演算

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図2のように、セルC8の計算式をコピーし斜め下のセルに貼り付けると計算エラー(0割り)が発生した。これは、参照しているセルも斜め下の値のないセルとなり計算不能となったことが原因である。すなわち、参照セル(C3等)は相対アドレスのため斜め下にコピーすると(D4)となる。絶対アドレスにしたい場合、$記号を用い($C$3)とする。図3のように、参照セルを絶対アドレスにするとコピーがうまくできる。列だけの絶対アドレス($C3)、行だけの絶対アドレス(C$3)も指定可能である。Excelでは、計算式をコピーして表を作成することが多々ある。この参照セルの相対アドレス、絶対アドレスを駆使する必要がある。 　　　　　　図2 計算式のコピーでエラーとなった例 　　　　　　図3 計算式の参照セルを絶対アドレスにした場合の例

Excelを用いた切り上げ(ROWNDUP)、切捨て(ROWNDDOWN)、四捨五入(ROWND)の計算